スタッフ全員で綴る連載コラム
Vol.139
2017年02月01日
2月になり、まだまだ寒い毎日が続いています。今年の寒さは例年以上でしょうか? 歳を重ね、より一層体調管理に気をつけないとと思う今日この頃です。
さて今回コラムを書く順番が回ってきたのですが、どういう巡り合わせかまたまた子どもの受験の時期と一緒になりました。前回、前々回は上の子の高校、大学受験だったので今回は下の子のことを書こうと思います。
下の子は小さい頃から“看護師になりたい”という夢を持っていました。親として同じ職業を選んでくれた事はとても嬉しかったのですが、中学、高校と夢から現実の進路を決めるにあたって、果たして本当に自分は何になりたいのか悩むことが多くありました。
子どもの思い描く道に進んで欲しいと思いながらも、なかなかその道が見えてこない子に対し“将来的に手に職をつけた方が良い”とか“看護師になるって言ってたじゃん”とか“助産師になって一緒に働こうよ”など自分の思いを押しつけてしまっていたこともありました。
いよいよ進路を決める時(高2の秋くらい)になり、出した結論は助産師を目指すことでした。私が日々、経験してはなす話やテレビのドキュメンタリーで見た出産シーンなどから本格的に決めたようです。
四年制大学に進学することを目標にし取り組み始めたのですが、昨年はサクラ咲かずで2度目の受験真っ只中です。センター試験が終了し、1ヶ月後に控えた希望大学の二次試験に向かってラストスパートをかけてます。
浪人というこの一年は、昨年とは比べものにならないような重圧で追い込まれていたと思うのですが、先日のセンター試験前に“4月から今日まで辛かったけど予備校での経験は楽しかった“と言って何だか一回り大きく見えました。
友人に恵まれライバルであり親友でありと言った関係や、高校ではできなかった体験が成長させてくれたのでしょう。
何もできず、ただ祈るしかないのですが“サクラ咲ケ”と大声で叫んで、何としてもサクラが咲いて受験生の親を卒業したいと思います。
そしていつの日か、あおぞらで生まれた子の出産の時にうちの子が立ち会えたらいいなあなんて夢見てます。