スタッフコラム

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スタッフ全員で綴る連載コラム

Vol.165

2019年04月01日

三村 阿里紗 <セクレタリー・エステ>
dedication

 

あおぞらのスタッフコラムに初登場してから早いもので、丸々2年が経ちました。

こんなに早く自分の番が回ってくるとは…

 

二年の間に変わったことと言えば

親に甘えに甘えてきたこんな私も今年の4月から26年間過ごした実家を離れ、アパートを借りて新生活を始めることとなりました。

 

今のところこれからの生活の不安ではなく、どんな生活が待っているだろうとウキウキな気分の方が上回ってはいますが

いつかそんな気持ちも日々のバタバタでコテンパンに打ち砕かれるだろうなとも予想しています。

 

少しでもそのバタバタを回避するべくと

観葉植物をお部屋に置くと運気が上がるとの噂を聞き

新生活が始まる前に新居に置くために、ホームセンターで鉢と土を買って自分の好みでモンステラを育て始めました。

 

ちなみにモンステラは

育て方も比較的に簡単で、土の状態を見ながら定期的にお水をあげています。

冬場はゆっくり育つのでまだ成長しているかは目に見えてわかりませんが

枯れずに大きく育てばいいなぁと思っています。

 

モンステラには西洋の花言葉があり、dedication(献身)だそうです。

献身的で辞書を引くと「自分のことを顧みず、心身ともにささげるほど他のために尽くすさま。」

その言葉から私は、子供三人を1人で育ててくれた母を連想しました。

36歳くらいだったあろう母は、家族四人で広々住める一軒家を買い、ローンを払いながら私たち子どものために自分の事は顧みずに、手を抜かずにおいしいごはんを作ったり、季節のイベントがあれば焼き菓子を作ってくれたり三人の為に愛情をたっぷりと注いでくれました。自分が母の立場だったら同じようにできただろうか?と考えると尊敬の言葉しか出てきません。

 

 母と離れて生活をすることが初めての私に、余裕は無いかもしれませんが植物を愛でることで気持ちの余裕をつくれるよう、

モンステラを尊敬する母と重ね合わせて、大切に育てていきたいと思います。

春は出会いと別れの季節、心躍らせる方もいれば悲しい気持ちになっている方もいるかと思います。

自然の草木や花を見て心落ち着かせる一瞬を、日々の生活の中で見つけてみてはいかがでしょうか?

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