スタッフ全員で綴る連載コラム
Vol.103
2014年02月01日
ついこの間、新年を迎えたかと思ったらもう2月。
大寒を過ぎたとはいえまだまだ寒さが厳しい毎日です。
今年の寒さは格別ですね。
そんな中、前回3年前にこのコラムを書いた時、中3で高校受験だった娘が大学受験の真っ最中です。(まさにセンター試験中です。)というわけできっとなにかの巡りあわせかもしれないので今回も娘のことを書こうと思います。
志望校に入学することができ、意気揚々と高校生活を始めた3年前。中学時代にはバスケ一筋だったのも関わらず、吹奏楽部に入部。クラリネットの担当になり、(ほとんどの人は中学時代からやっているので自分の楽器は決まっていて楽器も自分持ち)朝から晩まで吹きまくる。楽器の性能などよくわからないのでとりあえず学校のものを使用していたが、続けるにつれ、いろいろな不具合が発覚。なんですか何人も人が吹いたので、吹き癖?があるとかないとか・・・“どうせ高校で使うだけなんだから学校のでいいでしょ“と言っていたはずなのにある日、父である主人が大枚はたいてそれもローンで買ってました。(トホホ・・)やっぱり、自分のものとなるとそれはそれは大事にしていました。決して学校のものを粗末にしていたわけではないのですが・・・
吹部(吹奏楽部の略)は文化系の中の体育会系といわれるだけあって、それはそれは凄まじい練習量でした。きっとこの3年間で勉強かクラリネットかと言われたらクラリネットを吹いていたほうが、断然多いと思います。ほとんどの子が6月で部活を引退し、受験モードに入るのに吹部の子は夏休み明けまで続けました。それでも先輩方が自分の目標とする進路に進んでいるのをみて自信にもなっていたのでしょう。
しかしいざ引退してもなかなか勉強に取り組めません。進路を決めるにあたっても自分の希望と親の意見が合わずに、平行線のままなんていうことがしばらく続きました。実際、まだ決まっていません。このセンター試験の結果次第ということになります。
初めての子でしかも共通一次だった親世代、センター試験の仕組みもよくわからない。(といっても私は専門学校進学だったので共通一次も関係ないですが・・)助言しようにもできずじまいで、最近になってようやくわかってきました。
スイッチの入るのは遅かったけど入ってからは本当に頑張っていました。ゆとり世代最後で、もし今年を逃したら来年はもっと厳しくなります。なにはともあれ結果次第です。親としてしっかりと結果を受け止める覚悟も決めました。それでも何としてもサクラ咲いて!!!と願わずにはいられません。
決定は3月です。
きっと今の寒さは幾分和らぎ、少しずつ春を感じているでしょうか?
皆さまもお身体に気をつけて元気でお過ごしくださいませ。