スタッフ全員で綴る連載コラム
Vol.174
2020年01月01日
あけましておめでとうございます。
はじめまして。助産師の伊藤です。
昨年4月からあおぞらで働かせて頂いています。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
最近、年を重ねたせいか“人との繋がり”の有難さを実感しています。
私は小さい頃はとても甘えん坊で人懐っこいと言われる子供でした。
それがいつしか大人になり社会に揉まれ、様々な経験を積み重ねていくうちに…少々用心深い性格になりました。私は、自他共に認める程凝り性な部分もあり、頑固な性格です。しかし、成功は努力の上に成り立つと真面目に考えてもいるため(笑)…努力することは苦ではありません。ちょっと頑固な一匹狼的なキャラクターだったかもしれませんね(笑)。
しかし、ここ数年間、様々な人生の転機があり、どれだけ自分が日常的に周囲の人に支えてもらってきたのかを実感することができました。また、自分自身が努力してきたことは大きな意味がありますが、これまでの人生、自分で切り開いてきたのはほんの一部分で、多くは周囲の方々に活かしてもらい歩んできた人生でもあると知る機会でもありました。
かの有名な瀬戸内寂聴さんもおっしゃっていますが、【人は、一人では生きていけない】という言葉を聞きます。当たり前のことですが、人は必ず誰かのお世話になり生かされています。また、お世話してくれる誰かがいることはとても幸せなことですよね。私自身人生の転機を迎え、悩み・不安になっていた時、自分のありのままを受け入れ見守ってくれる人・叱咤激励してくれる人、そんな仲間が有難いことに側にいてくれました。仲間って暖かいなぁ…と改めて実感することができました。
人生の選択をしていく際、最後に取捨選択するのはもちろん自分です。しかし、様々な人に支えられて今の自分があり、また、一助産師としての活かされていることをこれからも忘れずに精進していきます。また、これからは大事な仲間を支えていくことのできる人になりたいと思っています。今年は、そんな仲間と語らう機会を多く持ちたいなぁ…と思います。
助産師として働いていると、様々な方々に出会う機会を頂けます。
皆さまにクリニックでお会いできることを楽しみにしております。
本年が皆さまにとって幸多き年となりますように。