この春、娘が中学校を卒業しました。
１５年前、生まれてきてくれたことに喜びを感じ、ただ元気で大きくなってくれたらいいという思いだったはずがだんだん親のエゴでできれば勉強はできたほうがいいとか、できればスポーツ万能であって欲しいなどと期待ばかりするようになっていました。

そんな娘も今年、高校受験を迎えました。
最終的にやや不安が残る中、志望校を決定し、『絶対に、大丈夫だから・・』という娘の言葉を信じ、試験に臨みました。

この１年、何度も何度もぶつかり、口げんかからだんまりの日々。
怒って、泣いて、謝って、笑って、またぶつかっての繰り返しの中でお互いの絆がかなり深まったと思います。
自分にも同じような時期があったはずなのに親の立場になると随分、違うのだと痛感しました。

そして、合格発表。
結果は・・・・・サクラサク。
ここに来るまで、たくさんの方に支えられたことに深く感謝いたします。
９年間の義務教育が終了し、期待と不安を胸にこれからは新たな高校生活が始まります。
まだまだいろいろな困難があるはずです。
親としてもしっかりと見守り、支えていかなければならないとあらためて胆に命じました。

最後に・・これから本当の桜が咲く季節となります。
３月１１日の東日本大震災で被災されたみなさまにも１日も早く春がきますようにと願わずにはいられません。
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。