スタッフ全員で綴る連載コラム
Vol.63
2011年02月01日
今年にはいってからもう何回「この冬一番の寒さを更新」を耳にしたでしょうか。毎年の事ながら諏訪の寒さは本当に厳しいですね。
諏訪地方では先日諏訪湖の結氷が報じられ、御神渡りの出現に期待が高まっていると聞きます。もし出現したなら3年振りの御神渡り・・・神秘的な光景を是非目にしたいものです。
私は名前から「8月生まれ?」と聞かれることが多いのですが、冬の生まれです。
そのためか?どうかは自身でも解りませんが季節の中で冬が一番好きなように思います。ですが冬は家計のコストも高くつき、凍結した道路の運転に冷や汗をかいたりと歓迎できないことも多いですよね。年々寒さへの抵抗力も落ち、20代の頃のように仕事が終わるとゲレンデへ直行などという元気は今では皆無となりました。
そんな「冬は好きだけど寒さは苦手」な矛盾した私ですが、毎年楽しみにしていることがあります。それは・・・ワカサギ釣りです!
十数年前に釣り好きの兄に嫌々連れて行かれた事が始まりでしたがその楽しさを知り、今ではすっかり私の年中行事となっています。
ワカサギ釣りでは「朝まずめ・夕まずめ」と呼ばれる夜明けと夕暮れの良く釣れるといわれている時間帯がある為まだ星が見えるような時間に出発するのですが、いつもは布団から抜け出せずグズグズしている私もこの日ばかりはなぜか軍隊ばりの寝起きです(笑)
目的地に到着すると体中にカイロを張り付けこれでもか!と重ね着をして釣れそうな場所を探します。場所が決まったらアイスドリルで湖面の氷に穴をあけ竿をたらします。とても寒いので時々温かいお茶を飲み、竿を動かしながらのんびりと待ちます。
ワカサギ釣りにも上級者ではテクニックがあるようですが、私はなかなか上達せず数メートル先の方が沢山釣れているのに私は釣れないということも沢山あります。逆に怖いくらいに釣れることもありそんなときは嬉しくて声をあげて喜んでしまいます。
そして釣れたワカサギはその場で揚げて美味しくいただきます。
一喜一憂しながら昇る朝日や輝く樹氷を見て充実した時間を過ごすことでとても清々しい気持ちになれるのです。そんなところがワカサギ釣りが冬の楽しみとなっている理由だと思います。
ワカサギ釣りは私のように釣果(釣りの成果)を気にしなければ女性や子供も楽しめます。身近なところでは諏訪湖や白樺湖でも可能ですし、竿などの道具も借りられるので寒さ対策だけしっかりすれば身一つで出かけられる手軽さがあります。もし少しでも興味が湧きましたら是非体験してみてくださいね。釣れる・釣れないに関わらず冬ならではの良さを感じることが出来ると思います。
とはいえ、寒さと乾燥でインフルエンザなどの冬ならではの良くない事も多いこの季節・・・体調管理を万全にして充実した冬を過ごしましょう ☆春はすぐそこです☆