スタッフ全員で綴る連載コラム
Vol.46
2009年09月01日
朝夕めっきり涼しくなり、秋の感じさせる風がふくようになってまいりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私が当クリニックに入社して1ヶ月が経ちました。新しい命、そしてご家族の皆様の笑顔に出会える日々に幸せを感じています。
今回は自己紹介を兼ねて、私の生まれ育った「木曽」のご紹介をさせていただきたいと思います。皆さん「木曽」に行かれたことはありますか?
ショッピングセンターもなければ、映画館もなく・・名古屋に行く時に通ったことがあるなんて方がほとんどかもしれません。
そんな「木曽」ですが、ぜひ1度は行っていただきたいおすすめな場所がたくさんあります。まず簡単に木曽へのアクセスを・・諏訪市から岡谷市を抜け、塩尻峠を越え、国道19号を真っ直ぐに進んでいただき20分程行くと「木曽」へ入ります!「木曽」と一言で言っても、19号で端から端まで行くには2時間もかかるんです!最近は伊那市から権兵衛トンネルを通ってのコースもおすすめです。
代表的な観光地といえば、開田高原・奈良井宿・妻籠宿・馬籠宿・寝覚の床・御嶽山などがあり、夏は避暑地として、冬はスキーなどが楽しめます。
私のお勧めは開田高原のおそばはもちろん、アイスクリーム!とうもろこし・えごま・よもぎ・はちみつ・かぼちゃ・ブルーベリーなどたくさんの種類があって、どれもとってもおいしいです!
奈良井宿は古い町並みが保存されていて、タイムスリップしたような気分になれますよ。漆器が有名で、以前TV番組で奈良井の曲物(めんぱ(弁当箱))を作るという企画が放送されていました。曲物とは木の薄板を円形や楕円形に曲げて、合わせ目を「山桜の皮」で綴じ底をつけた器のことです。1枚の木の薄板が人の手によって曲げられ、弁当箱になるんです。曲物の弁当箱は木のぬくもりにあふれ、ご飯の余分な水分を逃して、べとつかない美味しいご飯にしてくれます。そしてとても軽いです。1つ1つが手作りによるものなので高価ですが、私はいつか手に入れたいなと思っています。
寝覚の床には、浦島太郎が玉手箱を開けたところという伝説が残っていて、浦島太郎が弁才天像を残したとされる浦島堂があります。
浦島太郎は竜宮城から地上へ帰ってきますが、まわりの風景は変わっており、知人もおらず‥旅に出ることにします。旅の途中、木曽川の風景の美しい里にたどり着き、竜宮の美しさを思い出し、乙姫にもらった玉手箱をあけます。玉手箱からは白煙が出て、白髪の翁になってしまった浦島太郎には、今までの出来事がまるで「夢」であったかのように‥目が覚めます。このことから、この里を「寝覚め」、そして岩が床のようであったことから「床」すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになったと言われているそうです。寝覚の床には花崗岩という大きな岩とエメラルドグリーンの素晴らしい景色も見ることができます。
いくつかの観光地をご紹介させていただきましたが、以外にも?!まだまだ木曽にはたくさんの観光地があります。ぜひ諏訪から木曽のおいしい空気を吸いに、ドライブに出かけてみてはいかがですか?リフレッシュできること間違いなしですよ!!
インフルエンザが流行しはじめています。お体に十分お気をつけいただき、笑顔で皆様にお会いできる日を楽しみにしております!