スタッフ全員で綴る連載コラム
Vol.45
2009年08月01日
さわやかな青空と強い日差しが夏本番を感じさせる季節となりましたが皆様はいかがおすごしでしょうか・・
暑い日が続くと食欲も落ちやすくなり体力を消耗し夏バテを引き起こします、しっかり睡眠をとり水分の補給とバランスのよい食事に心がけることがより大切な時期になりますね。私は親戚に蕎麦を打つ叔母がいて、蕎麦屋を手掛けていたこともあり、麺類の中でも群を抜いて蕎麦が大好物です。
蕎麦はご存じの方も多いかと思いますが、栄養の面でも非常に優れており、太古の昔には修験道者が、入山時厳しい修行を行う際に、唯一持ち込んでもよい食材とされていたようです(修験道者は五穀を持ち込むことを禁じられていた為)もちろん山では蕎麦は打てませんので蕎麦がきといって蕎麦粉を練りといたもの食し険しい岩山を登り辛い修行を乗り越えていたようです。
信州には身近においしい蕎麦が食べられるお店が数多くあり、休日に蕎麦屋巡りならぬ蕎麦屋の梯子なども粋なプラン??などと思っておりますが、先日も気の合う仲間と一人娘と一緒に伊那の「梅庵」というところに行者蕎麦を食しに行って参りました。
行者蕎麦?などと聞くと固いイメージになりますが、普通の蕎麦に何ら変わりはありません。ただ梅庵の蕎麦は蕎麦粉の割合が高く繋ぎに小麦粉をほとんど使用しておらず太くて短く、そしてアルデンテ!!まずは素材のうま味を味わう為にそのまま食し次に備え付きのフランス産の塩をほんの少々つけて食し・・そしてわさびをつゆに溶かさずに蕎麦にのせて(お刺身の要領で)食し最後に高遠特産の辛味大根を好みでつゆに溶かして食す・・というような梅庵流の食べ方ができます、もちろん普通に食しても誰も物言いなどはありませんので皆様も興味のある方、ちょっと最近刺激が不足~?な方などは一度お試しください。
そう言えば・・学生の頃、私の親友のお兄さんの友達が長野に遊びに来た際、安曇野に蕎麦を食べに行った時の話し・・。あまりの蕎麦の旨さに夢中で食べ尽くした後、いきなり床に倒れこみゼイゼイ、皆でいったい何がどうした??何なんだ??という状態になり、倒れた本人も記憶が遠のく中、救急車を待つ間に途切れゆく意識の中で一言、「そ、そ、そば」と小さくつぶやいたそうです。
そうです、彼はソバアレルギーで長野に来る少し前にもそばまんじゅうを食べて具合が悪くなったばかりだったそうで・・おバカな話しではありますがおいしい蕎麦にはアレルギーもありますのでご注意のほどを・・ちなみに今年下半期の私の目標は秋の戸隠に出向くことと茅野の蓼科特産の寒晒し蕎麦を食すこと、そして極めつけは蕎麦を自分で打てるようになることです。
皆様にお会いできます日を心待ちに笑顔の法則に磨きをかけてお待ちしております
Have a nice last summer and birth!!